赤色赤光
赤には赤を、みたいな意味らしいですよ。
あるべきところにあるべき姿、自然な姿。
反対に、無いはずのものがあると、それはとても醜く障がい者のようだ、と
昔の人は言っていました。
確かにそうだと頷けます。
障がい者はそこにいることが不自然だとわからないし自覚しないけれど、
そうじゃない者は不自然なこと、自分が場違いな事、自覚してしまう。
嫌なことですね。
いっそ狂ってしまえたら、と思うのも無理はないかなあ、
なんて思ってしまうほど。
そういえば、不思議な国のアリスって聞いたことはあるし、
ディズニーの映画になっていたことも知ってるし、
アリスをテーマにした作品があるのも知っているけれど、
原作を読んだことないなあ、と。
というわけで昨日買ってきました。
偕成社文庫のアリス。
絵が独特で心がぞわっとして買いました。
訳も可愛かったし読みやすいし。
半分まで読んだけれど、アリス、普通の女の子でした。
たまにもう一人のアリスと喋るけれど。
適応力もすごいけれど。
でかいネズミと喋るなんてなかなかできねえです。
あと、英語だったら言葉遊びも面白く見えるんだろうなあとか、
ここの訳は原文なら面白いんだろうなあとか、
少し残念に思う部分も多いと感じました。
まあ、娘に対して作っている物語だから、簡単な英文で構成されているだろうから、
興味があれば原文も勉強しながら読んでみると面白いかもね。
鏡の国も合わせて購入済みなので、読書欲はしばらく満たされそう。
しかし、旅行欲、田舎に行きたい欲が枯渇していて衝動が抑えられない。